|
|
|
当山は高野山真言宗に属し、山号を月頂山、院号を宝珠院と称されています。
延暦年間(西暦782年~805年)、桓武天皇の御代。弘法大師が19才のとき、末代衆生(あらゆる人々)の生活苦、病苦など一切の苦厄(四苦八苦)を除くため当地をご巡錫しておられました。
大師様は、深山霊谷のそのまた奥に霊気漂う不思議な鍾乳洞を発見し(穴禅定)、邪気祓いのため洞窟の入り口で護摩祈祷の修行をなさいました。
その結願も近いある日、洞窟内に巣くっていた悪い龍が忽然として現れ出て、お大師様めがけて猛然と襲いかかりました。お大師様は、慌てずひるまず秘密真言を唱えうち、その法力をもって悪龍を洞窟の奥に封じ込め、21日間の加持をして、さらに霊木に一刀三礼して十一面観音様を刻み、霊験あらたかな行場としてその秘法を末代の修行者のために残されたのです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
●一般御祈願、御供養受付
●星祭祈祷受付
●当院名物、中風除け桑の念珠、観音様眼の御守、弘法大師枕守、絵はがき |
|
|
|
|
|
明治初年の頃より全国の壇信徒のご寄進により、境内にはミニ四国、西国の霊場があり、苔むした各々の石仏達が永年の風雪のこもごもをつつましやかに語りかけてきます。
また境内一帯にはつつじ、山吹、紅葉がおい繁り、その風雅なたたずまいは京の山深い里を思わせる雰囲気があります。 |
|
|
|
|
|
|
大師堂と寺務所 |
本堂 |
穴禅定登り口の石門 |
|
|
|
十一面観音像と弘法大師像 |
駐車場 |
眼下に広がる雄大な景色 |
|
|
|
|
さらに美しい画像はギャラリーのページでご覧下さい。 |
|
|
|
|
|
むすびみよ 浮き世の塵の色もなき 心とさらす 滝の白糸 |
|
と嘉永年間に徹道和尚に詠まれた灌頂ヶ滝は、慈眼寺山中にあり、落差が60メートルにも及ぶ県下有数の名滝です。
晴天の朝日を受けて午前8時ごろから同10時ごろまで滝の水面が五色に映えて、その美観窮まりなく、人々はこれを不動の御来迎と呼んでいます。
|
|
|
|
|